curs_extend 3x

curs_extend(3x)                                         curs_extend(3x)




名前

       curses_version,  use_extended_names - curses の種々の拡張機能


書式

       #include <curses.h>

       const char * curses_version(void);
       int use_extended_names(bool enable);


説明

        これらの関数は、curses ライブラリの他の区分に
       うまく当てはまらないような拡張機能です。

        curses_version() を使うと、例えば 5.0.19991023 のように
       ライブラリのパッチレベルまで含めたバージョン番号が得られます。

        use_extended_names() 関数は、terminfo または termcap の
       インターフェイスを経由して terminfo の記述にコンパイルされうる
       ユーザ定義または非標準の名前を、呼び出しアプリケーションが
       使うことができるかどうかを制御します。
        通常、これらの名前は使用可能になっています。本質的な決定は、
       端末定義の拡張をコンパイルするために tic-x オプションを
       使うことで行われるからです。
        しかし、curses の他の実装との互換性を確実にするために、
       この機能を無効にすることができます。
       (訳注: 戻り値の意味は説明されていません)


移植性

        これらのルーチンは ncurses 特有です。
        これらは Version 7, BSD, System V の実装では
       サポートされていませんでした。
        これらのルーチンに依存するすべてのコードは、
       NCURSES_VERSION を使って条件付きとすることを推奨します。


関連項目

       curs_getch(3x),       curs_mouse(3x),      curs_print(3x),
       curs_util(3x),  default_colors(3x),  define_key(3x),  
       keybound(3x), keyok(3x), resizeterm(3x), wresize(3x).


作者

       Thomas Dickey.



                                                        curs_extend(3x)