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CMOS 4538 に長いパルスを入力したとき

標準CMOSロジック 4538 (単安定マルチバイブレータ×2)は、
短いパルスを入力すると、 一定の長さ(約C×R)のパルスを出力するICです。

入力パルスが(C×R)よりも長い場合はどうなるのか、
データシートに記載がなかったので実験しました。

◆ 実験に使ったIC

TC4538BP(東芝)
MC14538BCP(オン・セミコンダクター)

◆ 結果

入力パルスの立上り・立下りの両方で、 約(C×R)の長さのパルスが出力されました。

◆ 応用案

未定義動作なので、メーカーの保証はないと思いますが、
・パルスが2個ほしいとき(例えばアラーム音の断続)
・周波数逓倍
などに使えると思います。

標準CMOSのため、上限周波数が低いのが残念です。

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