curs_opaque 3x

curs_opaque(3x)                                         curs_opaque(3x)




名前

       is_cleared, is_idlok, is_idcok, is_immedok, is_keypad,
       is_leaveok, is_nodelay, is_notimeout, is_pad, is_scrollok,
       is_subwin, is_syncok, wgetdelay, wgetparent, wgetscrreg
        - curses ウインドウの特性値


書式

       #include <curses.h>

       bool is_cleared(const WINDOW *win);
       bool is_idcok(const WINDOW *win);
       bool is_idlok(const WINDOW *win);
       bool is_immedok(const WINDOW *win);
       bool is_keypad(const WINDOW *win);
       bool is_leaveok(const WINDOW *win);
       bool is_nodelay(const WINDOW *win);
       bool is_notimeout(const WINDOW *win);
       bool is_pad(const WINDOW *win);
       bool is_scrollok(const WINDOW *win);
       bool is_subwin(const WINDOW *win);
       bool is_syncok(const WINDOW *win);
       WINDOW * wgetparent(const WINDOW *win);
       int wgetdelay(const WINDOW *win);
       int wgetscrreg(const WINDOW *win, int *top, int *bottom);


DESCRIPTION 説明

        この実装は WINDOW 構造体の中の特性値を返す関数を
       用意しており、識別子 NCURSES_OPAQUE を定義すると「不透明に」
       なります。

       is_cleared
            clearok で設定された値を返します。

       is_idcok
            idcok で設定された値を返します。

       is_idlok
            idlok で設定された値を返します。

       is_immedok
            immedok で設定された値を返します。

       is_keypad
            keypad で設定された値を返します。

       is_leaveok
            leaveok で設定された値を返します。

       is_nodelay
            nodelay で設定された値を返します。

       is_notimeout
            notimeout で設定された値を返します。

       is_pad
            ウインドウが newpad で作成されたパッドである場合に 
            TRUE を返します。

       is_scrollok
            scrollok で設定された値を返します。

       is_subwin
            ウインドウが subwinderwin で作成された
            サブウインドウである場合に TRUE を返します。

       is_syncok
            syncok で設定された値を返します。

       wgetdelay
            wtimeout で設定された遅延タイムアウトを返します。

       wgetparent
            サブウインドウに対して、親の WINDOW ポインタを返します。
            親がない場合は NULL を返します。

       wgetscrreg
            wsetscrreg で設定されたスクロールの上マージン行と
            下マージン行を返します。


戻り値

        特記がないかぎり、これらすべての関数は TRUEFALSE を
       返します。


注意

       各ルーチンにはマクロと関数の両方が用意されています。


移植性

        これらのルーチンは ncurses に特有です。
        Version 7, BSD, System V の各実装ではサポートしていません。
        ncurses の拡張機能に依存するプログラムはすべて 
       NCURSES_VERSION を使って条件付きとするように勧めます。
        


関連項目

       curses(3x), curs_inopts(3x), curs_outopts(3x), curs_window(3x)



                                                        curs_opaque(3x)